生活習慣の訓練からコグトレの訓練まで、日常生活に生きる療育を試み、日々の事故を未然に防ぎ、生きる力を養成する。

●コグトレ:認知作業トレーニング(COGOT:Cognitive Occupational Training)

  • 発達障害や知的障害をもつ子どもたちの中には、身体的不器用さを併せもつ子供がいます。
  • 不器用さのため運動やスポーツが苦手であったり、身体や手先がうまく使えないだけでなく、自尊感情の低下や周囲からのイジメの原因となることも報告されています。
  • また将来、身体を使った仕事や作業に携わる場合には、不器用さが様々な障壁となることも懸念されます。
  • 身体をうまく使うためには、協調運動を円滑に行えることに加え適度な固有感覚・筋力調整や注意・集中力、動作の予測や記憶力なども必要です。

 

●ソーシャルスキルズトレーニング:社会生活技能訓練(SST: Social Skills Training,)

  • 友達への気遣いが足りず、相手とうまくいかず、友達の輪に入れず、それが原因で不登校ぎみになっている生徒に対してSSTを屈指して対応します。
  • SSTソーシャルスキルトレーニングの第一歩は自己分析です。生徒が自分について主観的に判断してもらい、自分の性格・家族構成・好きなスポーツや科目・趣味や特技・長所と短所などを担当と話し合ってもらいます。話し方や機会を多くしましょう。
  • 軽度の生徒は毎回10分程度の時間の積み重ねで効果がでてきます。日常生活での様々な出来事を話しながら、修正を繰り返しやっていきます。